蓄光について
蓄光顔料は光を受けると、光の紫外線領域の波長エネルギーにより「励起状態(エネルギーの高い状態)」となります。それは物質的に不安定な状態なので、安定な状態に戻ろうとするときに発光現象が起こります。発光する際の光を「燐光(りんこう)」と呼び、その明るさは輝度の単位 cd/㎡(カンデラ)で示します。
常に発光はしていますが明るい環境では視認しにくく、暗所においてその特性を発揮します。
発光は徐々に弱まりますが、光を当てると繰り返し蓄光が行なわれます。
光を蓄えずに発光する物質は「夜光」と呼ばれ、放射性物質を含むものがありますが、緑マークの製品は放射性物質を含まない、光を蓄えて発光する「蓄光」製品ですので、安心してお使いいただけます。